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始まり
- 2017年03月29日
TA・マイヨール・アトム・ミルレモ・レオタード・バレリ・FAVORIT・ラーレ・ゼウスその他多数のペダルを、今まで使ってきました。当時、チネリから手動方式ビィンディングペダルが登場しました。確かに、ストラップを使ってペダルに固定するよりも簡単でしたが、チネリの専用シューズしか使えない為このペダルだけは、使用を断念しました。
当時、世界最軽量のデュラエース7200等ユニークなペダルが続々と登場しましたが、国産ペダルは脆弱で、カンパニョロのシュープレートと相性が悪く、ペダルの厚みが薄い為、ペダルからシューズがよく外れました。しかも、ペダル本体も一か月後には、徐々に変形していきます。(10000km程度から)当時のペダルは脱着が不便な為、走行中に全く休憩しなくなりました。
そういった状態が何十年も続いた頃、まず、LOOKから、簡単に脱着できるペダルが登場しました。既に、ペダルから足が外れなくても不自由しなくなっていましたが、すぐさま購入して使いました。様々な東叡製各種オーダ車にそれぞれ装着して使いました。1985年に、各種東叡オーダー車にもれなくLOOKを装着して走っていたのは、世界でも私一人だけでしょう。残念ながら、このペダルも耐久性能に乏しいため五年程度で、ほとんど使わなくなりました。
1980年代までは、最も信頼できるペダルはカンパニョロでした。今でも、素晴らしい耐久性能には、感心していますし、これを超えるベアリング性能を保持したペダルは、二度と現れないのではないかと思っています。
しかし、現在最新型のカンパニョロ製ペダルは使いません。何故なら、従来の常識を打ち破るペダルが登場したからです。
それは、スピードプレイです。私自身が使っているスピードプレイは、実測値77gです。ここまで軽いにも関わらず使い始めて20年以上経過しますが、グリスアップをしなくても、スムーズに回転しています。このスピードプレイの使用距離は、200000km以上になります。後に記述しますが、私の40歳代の頃の最大出力は、プロロード選手程度の低いレベルで比較できない状態でした。(当時のシマノ製ビィンディングペダルは金属部分が引き足で簡単に引きちぎれました)続く