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スーパーヒルクライマーへの道標 G
- 2017年04月24日
ディスクブレーキが存在しない時代、制動力を強大にする為にセンタープルブレーキが三個装着できるフレームをオーダーしました。
それだけでは、解決しません。何故ならブレーキレバーは、二本です。
そこで、二個のブレーキを作動させられる特殊ブレーキレバーを探し求めました。
それも、フランス・マファック製ブレーキレバーです。
そして、拘りのスイス・ワイマン製のセンタープルブレーキを二組探して、購入しました。
ブレーキがフランスとスイスで混ぜ合わせてしまうのか疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
スイス・ワイマン製からは、二個のブレーキを作動させられるブレーキレバーが存在しません。
それでも、ワイマン製のブレーキセットを二組も購入しました。
つまり、ワイマン製ブレーキレバーは四本も無駄な購入結果に陥ります。
しかも、フランス・マファック製センタープルブレーキは、ブレーキ本体だけで販売されています。
しかし、当時日本の自転車マニアの世界では、フランスのオーダー自転車・Rene HERSE・が最高峰の自転車でしたそのフランス製オーダー自転車御用達ブレーキが、フランス製ではなく、何故かスイス製ワイマンでした。
そこで、日本最高峰の自転車工房東叡社にオーダーする時、このスイス製ワイマンブレーキが装着可能なフレームをオーダーしました。(高級オーダー自転車は装着する部品についても明記してオーダーします。)
因みに、この時代フランスの工房は廃業して、消滅してしまいました。つまり、一代限りでその工房は終わりました。
続く