スタッフブログ:スーパーヒルクライマーへの道標 H | 高松市のサイクルショップ【サイクリングステーション】でクロスバイク、ロードバイクを楽しもう!

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スーパーヒルクライマーへの道標 H

2017年04月24日 

このオーダーサイクリング車は、オーダーしてから、入手できるまでに、三年以上も経過しました。

東叡社は、私の注文があまりにも奇抜で、世界初の試みが、あまりにもたくさん盛り込み過ぎている為、当初製作を躊躇していたのかもと、思ってしまいます。

自転車を設計しづらく、経験が無く、簡単に製作できない自転車でも、天下の東叡社が匙を投げる訳にもいかず。

最終的には、完成に至る結果になったのでしょう。

この、三個のセンタープルブレーキを装着したブレーキで、大川山の下りの平均勾配35%越えに挑戦しました。

当時、BTRが誕生しました。私も、BTRを購入して、様々な山道等を走りました。

この大川山35%越えは、まさに、トライアルをしている様な感覚になりました。

しかも、この道路は、落ち葉が降り積もり、敷き積まれていて、落ち葉で滑る為、全く停止できません。

うず高く落ち葉が敷き積まれていて、誰一人通った形跡がありません。

もし、前方から登山者が登ってきたらと思うと、背筋が冷たくなりました。

無事、35%越えの大川山を下り切り、胸をなで下ろしました。その後このルートには立ち入りません。

しかし、このエピソードをサイクリングステーションで、時々語る内に遂にこのルートに挑戦する若者が現れました。しかも、35%以上の登り坂を標高1000m弱までロードレーサーで登り切ろうとする訳です。

まず、お隣の、東山峠を登り、徳島県に降ります。そこから、大川山を登りました。

34x32tのギヤ比がついていても、通常登れません。

その事柄は、世界のトッププロロード選手でも同じです。

しかし、当時31歳の若者は、平均勾配35%以上の山道を登り切りました。

これも、サイクリングステーションオリジナルSPチューニングロードレーサーの賜物です。

もちろん、一度でも足を着いてしまうと、登れないルートを休まず登れる体力と、体脂肪率5%近い身体能力からくる鍛えられた若い身体も必要です。

彼の場合、元来ロード好きでしたが、あさひのロードバイクから、サイクリングステーションのロードレーサーで走るようになり、走行距離が着実に増えていきました。

本物のロードレーサーの速さの魅力を理解して、日中の時間が短い時期(特に寒い季節)を除き、毎月8000km走るようになりました。もちろん、毎日八時間以上働いています。むしろ、残業時間は最長だそうです。

毎月下旬になると、徐々に働けなくなるそうです。(残業時間を、超過させない為、上司から通達されるそうです。)

それでも、サイクリングステーションロードレーサーで、毎月平均8000km走ります。

この様な自転車ライフを続ける内に、体脂肪率が10%以下になりました。

この様に、ストイックに走り続けると、スーパーヒルクライマーになります。

続く

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