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一般車両Ⅲ（サイクリングステーションスペシャルチューニング）
- 2017年04月07日
約４０年前競技目的とは違った普段使いの自転車の製作に取り掛かりました。
いざ、初めて見ると、様々な課題を克服しなければ、サイクリングステーションらしさを表現できない事に気づきました。最初に、外観の特徴を解りやすく表現する為に、今まで無い様な籠を装着する事にしました。
その為には、従来の金属製の籠ではなく、天然素材の籠を誂える事にしました。見栄え、耐久性能を兼ねた籠を選定するのに、苦心しました。極力御買い物自転車の雰囲気を壊さずに、しかし、少しでも目立つようにコーディネートしていきます。藤製の籠にも様々なバリエーションがありました。そこから、更に別の素材に挑戦していきます。中には、一カ月以内で、ボロボロになり使い物にならない素材もありました。それに挫けること無く、ひたすら天然素材に拘り様々なスタイルの籠付き御買い物、通勤自転車を製作してきました。このような自転車は、マニアックな自転車と違って、目を離した場所に駐輪してしまう場合も多い為、時には、私が精魂込めて製作した高級御買い物自転車が、心無い人達に盗まれてしまう時がありました。盗まれた自転車は、二度と戻ってきません。私が、これまで盗まれた自転車の総額は、二百万円以上です。それでも、私がこの趣味で使った金額は３０００００００円以上になります。盗まれた自転車の金額は微々たるものです。この程度では、５０年間で、ロールスロイスが一台しか購入できない事になってしまいます。石油王のように、走行の妨げになる、金銀宝石を散りばめた自転車は例外としても、一億円程度の金銭を、自転車に使った方が多数いらっしゃるのではないでしょうか？もしいらっしゃれば、共通の話題があるかもしれないので、お会いしたいと思います。続く
