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自転車 A~W
- 2017年07月03日
当時、メキシコ製のカーボンバトンホイールを使い苦労してヒルクライムしていたプロロード選手を尻目に、アームストロング選手は、軽快に超軽量カーボンホイールで登っていました。
私は、アームストロング選手がツール・ド・フランスで連勝出来たのは、ドーピングだけではないと思っています。
このメキシコ製のバトンホイールはプラットコースで、威力を発揮しました。
160kmの吉野川センチュリーランの後半、強い向かい風が吹く中、速度を落とさず走り続けていました。
当時、スロースタータであった為、100km以上走った時から、徐々に速度を上げました。
周囲のサイクリストは、強い向かい風の中速度が落ち続けました。
そこへ、後方から、カーボンバトンホイールで、次々と前方の走者を吸収しながら、走りました。
気がつけば、約50名のサイクリスト達が、私の後方に着く事になっています。
誰も、先頭交代しようとしないので、時速40kmで更に、先頭を追い求めようとしました。
所が、私の後方から、様々な悲鳴が聞こえてきます。
つまり、時速40kmでは、私からちぎれてしまうので、速度を落として欲しかったようです。
しかたなく、時速35km程度に落として、約50km走り続けました。
如何に、このホイールの効果が大きかったのか理解出来ました。
続く