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スーパーヒルクライマーへの道標 Ⅲ-Z
- 2017年05月30日
フランス製テバノの56Tギヤにシフトアップして、剣山を登りました。
56Tにシフトアップしても、冬の風に煽られ、ペダル回転数が上昇していきます。
前方に、何台もの乗用車が登っていました。
暫らくは、乗用車の後方を走りましが、遅すぎて走りにくく困りました。
狭い山道で、乗用車が左側の隙間を塞ぎ続けてこのままでは追い抜けません!
やってはいけない事と解っていますが、56tを更に速く回すには、遅い乗用車を抜き去るしか方法がありません。
反対車線に、対向車が来ない事を確認して、右側に出てすぐさま、五台の乗用車を追い抜きました。
次のコーナーまでに、抜いてしまわないと、対向車を確認できません!
しかし、五台の乗用車を抜き去るのに、時間を要しなかったので、危険を感じません。
この調子で、何回も乗用車を抜き去りました。
剣山見越附近まで来て、急勾配により、やっと速度が鈍りました。
それまでは、乗用車はただの邪魔な障害物でした。
若気の至りで、スムーズに追い抜ける楽しいヒルクライムに興じていました。
この事柄ご理解いただけると思いますが、風向きによっては、10%の勾配のヒルクライム程度ならば、時速70kmの巡航速度が当時の、ヒルクライム能力でした。